デリーから行くウダイプル観光１泊２日

デリーから行くウダイプル観光１泊２日

東のベニスとも呼ばれる、ラジャスタン州の中でも最もロマンチックで魅惑的な街、それがウダイプルです。16世紀にムガール帝国の攻撃を受けたメーワール王国のウダイ・スィン王が、1568年に都をチットールガルから防御に適した山あいの地であるこのウダイプルに遷都しました。当時は11の城門からなる城壁に囲まれていましたが、現在はそのうちの5つの城門が残っています。ちなみに街の東側にあるスラジポル（太陽の門）が正門です。ウダイプルは緑に包まれたアラヴァリの丘に囲まれ、青々と輝くピチョラー湖に面した愛らしい街です。
そんな豊かな自然の景観と、この街の独特の雰囲気が、詩人や画家、作家たちの想像力をかきたててきたのでしょう。ウダイプルではおとぎ話に出てくるような宮殿や湖、寺院や庭園、小さな屋台が並ぶ狭い通りなどがまるで万華鏡のように絶えず変化し、そこへ英雄伝説や数々の武勇伝などを含んだ歴史が混ざり合い、街全体が歴史の縮図となって美しく存在感をあらわにしているのです。