ここがポイント
7泊8日で巡るこのラダックツアーでは、専用車による移動で充実した観光をお楽しみいただけます。標高5,000 mを超える峠や、白い砂丘をラクダが行くオアシス地帯など、変化に富んだ大自然を体感。深い歴史と文化をたたえる古刹や王宮も巡り、街とヒマラヤの景観が交錯する独特の世界を体験できます。移動・宿泊がパッケージに含まれており、安心して旅を満喫できます。
日程
| 日程 | 都市名 | 交通機関 | 概要 | 宿泊 |
|---|---|---|---|---|
| 1日目 | 東京 → デリー | 東京からデリーへ。 食事:朝× 昼× 夜× | デリー | |
| 2日目 | デリー → レー → アルチ | 専用車 | 朝、デリーの空港までお送りします。飛行機でラダックの中心地レーへ。 食事:朝× 昼× 夜× | アルチ |
| 3日目 | アルチ → レー | 専用車 | 専用車でインダス川沿いを走り、月世界のような荒涼とした風景を眺めながらラマユルへ。11 世紀からの歴史をもつラマユル僧院を見学します。 食事:朝〇 昼× 夜× | レー |
| 4日目 | レー → ヌブラ | 専用車 | レーから世界最高所の自動車道ともいわれてるカルドゥン・ラ峠(5,602m)を訪れます。峠を越えてヌブラ渓谷へ下り、中心地のデスキットへ。ヌブラ最古・最大のゲルク派僧院でもあるデスキット僧院を訪問します。 食事:朝〇 昼× 夜× | ヌブラ |
| 5日目 | ヌブラ → パンゴン湖 | 専用車 | ヌブラ渓谷からチャン・ラ峠(5,360m)を越え、天空の湖パンゴン湖(約 4,250m) へ(所要約5時間)。 食事:朝〇 昼× 夜× | パンゴン湖 |
| 6日目 | パンゴン湖 → レー | 専用車 | レーに戻ります(約5時間)。 食事:朝〇 昼× 夜× | レー(Hotel Padma) |
| 7日目 | レー → デリー | 専用車 | 朝、専用車でレーの空港までお送りいたします。 食事:朝〇 昼× 夜× | デリー |
| 8日目 | 帰国 | ご自身にてデリー市内観光(※専用車、ガイドは含まれていません)。 国際線にてご帰国。 食事:朝〇 昼× 夜× | ― |
<ご旅行上の留意事項>
- ラダックの気候と服装
夏のラダックでは、晴れた日の日中でも20~25度と快適ですが、日差しが強烈です。帽子やサングラスなどの日よけグッズを必ずご用意ください。朝晩や悪天候時には10度程度まで冷え込むため、薄手のダウンジャケット、フリース、ヤッケ、厚手の靴下、手袋などしっかりとした防寒具をご携帯ください。雨はめったに降りませんが、念のため雨具もご用意ください。 - ラダックエリアの通信事情
通信事情が不安定な地域です。現地でインドの一般的なプリペイドSIMカードは利用できません。ポストペイのSIMでも、通信会社によってはつながりにくい場合がありますのでご注意ください。 - 宿泊
宿泊先のホテルではタオルと石鹸のみが提供されます。シャンプーやその他の必需品はご自身でご用意いただく必要があります。ホテルには暖房設備が備わっておらず、電気は時間制限があります。パンゴン湖ではテント泊となり、夜間は暖房設備がないため温かい寝巻が必要です。トイレ、洗面所、シャワーは共同利用となりますのでご留意ください。 - 観光
ラダックの僧院の内部は暗いことがありますので、懐中電灯を携行すると便利です。僧院に入る際には靴を脱ぐ必要があります。観光地ではない寺院や僧院もあり、現地事情や宗教行事により入場制限が生じる場合があります。また、標高5,000mを越えるパンゴン湖やヌブラ渓谷への訪問は天候に左右されやすく、安全面を考慮し訪問が難しい場合がございますので、あらかじめご了承ください。 - 日程について
デリー/レー間の航空機が悪天候などの理由で欠航する可能性があります。欠航の際にはラダック滞在日数が短縮され、一部の観光ができなくなることがあります。 - 空港到着時の外国人登録
レーの空港到着時には外国人登録が必要です。配布される用紙に必要事項を記入し、出口近くのカウンターで提出してください。ガイドが出口でお待ちしています。 - レー空港出発時
預け荷物と手荷物に対して数回のチェックがあります。チェックインと手荷物検査後、待合ホールで自身の預け荷物を確認する作業が必要です。航空会社の指示に従い、搭乗券と預け荷物の半券を持参してください。 - チップ
インドにはチップの習慣があります。ツアー料金にはチップ代は含まれていませんので、サービス内容に問題がない場合を除き、ガイドと運転手にできるだけお渡しいただくとよいでしょう。金額は目安としており、サービスに応じてご判断ください。全行程を通して同行するガイドおよび運転手の場合は、最終日にまとめてお支払いください。 - 高山病の留意事項
標高約3,500mのラダック(レー)では高山病の症状が現れることがあります。症状が深刻な場合は、お客様の安全を最優先に考慮し、ガイドと相談の上で日程を変更・短縮したり、または中止させていただいたりする可能性があります。 - 【高山病について】
標高4,000m前後の高地では、高山病(高度障害)が発生する可能性があります。主な症状は、頭痛・食欲不振・吐き気・不眠・ふらつき・手足のしびれ・むくみなどで、進行すると重症化することもあります。高所に体が慣れるまで時間がかかるため、到着後1〜2日目に頭痛や立ちくらみを感じるのは一般的です。ただし、強い頭痛やむくみ、食欲不振、咳などの症状が続く場合は注意が必要です。症状が悪化する前にガイドへ相談し、必要に応じて標高を下げてください。高山病は自然に治るものではなく、標高を下げることが最も効果的な対処法です。出発前から体調を整え、高所では深呼吸やこまめな水分補給、十分な睡眠、保温、アルコールを控えるなど、予防を心がけましょう。
料金:
観光地
・アルチ・チョスコル僧院(Alchi Choskhor Monastery)
ラダック地方で最も古い寺院群のひとつで、インダス川沿いのアルチ村に位置します。外観は素朴ながら、内部にはカシミール様式の精緻な壁画や曼荼羅が残されており、仏教美術の宝庫とされます。
・ラマユル僧院(Lamayuru Monastery)
「ラダックの月の谷」と呼ばれる奇岩地帯にある僧院。10世紀ごろの創建とされ、壮大な崖上に建つ姿が印象的です。現在も多くの僧が修行を続け、チベット仏教の重要な中心地として信仰を集めています。
・レー王宮(Leh Palace)
17世紀にセンゲ・ナムギャル王によって建てられた王宮で、チベットのポタラ宮を思わせる壮大な石造建築です。9階建ての宮殿からはレーの旧市街やインダス川、周囲の山々を一望できます。
・ナムギャル・ツェモ(Namgyal Tsemo Monastery)
レーの町を見下ろす丘の上に建つ僧院で、16世紀初頭に建立されました。金色に輝く弥勒菩薩像や美しい壁画で知られ、王宮と並ぶレーの象徴的存在です。
・シャンティ・ストゥーパ(Shanti Stupa)
日本とラダックの友好の象徴として1980年代に建てられた白亜の仏塔です。丘の上に位置し、レーの町とヒマラヤの峰々を見渡す絶景スポットとして人気があります。
・カルドゥン・ラ峠(Khardung La)
標高約5,602mに位置し、「世界で最も高い車道」として知られる峠。レーとヌブラ渓谷を結び、峠の両側にチェックポストがあります。
・ヌブラ渓谷(Nubra Valley)
レーの北に広がる標高約3,000mの渓谷で、カラコルム山脈に囲まれた肥沃なオアシス地帯です。砂丘やフタコブラクダ(バクトリアン・キャメル)、古い僧院群など多彩な風景が楽しめます。
・パンゴン湖(Pangong Lake)
標高約4,350mに位置する高原湖で、インドと中国(チベット自治区)にまたがっています。時間や天候によって湖面の色が青や緑、ターコイズブルーに変化する幻想的な景観が魅力です。
ツアーに含まれるもの:
- 日程表記載の専用車およびドライバー(1~2名様:インディゴ指定、3~4名様:イノーバ指定)
- 各観光地の入場料
- 宿泊費用
- その他駐車場代など諸費用
ツアーに含まれないもの:
- 食事(朝、昼、夜)
- インド各地/コーチン間の往復国内線航空券
- 個人的費用(飲み物や通信費、洗濯代、医療費など)
- ガイド、ドライバーへのチップ



