サルナート :ベナラスから10kmの場所にあるブッダの聖地。ブッダは悟りを開いた後、ここで最初の説教、あるいは仏教徒のいうダルマの輪もしくは輪廻についての説教をしたといわれています。現在サルナートはアショーカ王の時代から12世紀までの骨董品(アンティーク)を豊富に擁する場所として考えられています。
Chunar :Babu Devakinandan Khatriによって書かれた古典、’チャンドラカンタ’の現在ではChunarとして知られる、Chunnargarhがベナラスから40kmのところにあります。あてもなくさまよって流れるガンジス川の流れに沿って続くKaimur 山の北側斜面にはChnarの要塞がみられます。
Jaunpur :1360年、Feroz Shahは彼のデリーの統治地区の東側にこの街を建設しました。Jaunpurはベナラスから65kmのところに位置し、Gomti川によって二分された場所をアクバル橋によって連結した場所です。この橋はアフガンによって設計され16世紀に建てられました。15の巨石アーチによって作られたこの橋は、数々の地震や大洪水にも負けず現在まで健在しています。
橋の南側の端にはライオンと象が乱闘している模様の彫刻が施されています。これは街の境界線の印とする彫刻で、Jaunpurの他、Sheetla Chowkia Dham, Yamdagni Ashram, Atla MosqueやChar Anguli ki Masjidなどでもみることができます。
Kaushambi :ベナラスから185kmの場所に位置するこの街に関する文献は、マハーバートラ叙事詩にまで遡ることができます。Pandav兄弟がここに住んでいたという説や、悟りを開いた仏陀が6世紀と9世紀にこの街でしばしば説教を行ったという説もあります。Kaushambiは仏教の中心地として栄えてきた街であり、古代の要塞跡などからも、壮大な歴史年代記を読み取ることができるのです。
Vindhyachal :インドには数多くのパワーポイント(Shaktipeeth)があります。神の力が住むと信じて人々がドゥルガー神を崇拝する場所のことで、Vindhyachalはそのひとつです。ベナラスから90kmのところに位置し、Vindhyavasini Devi寺院、Asthbhuja 及び Kalikhohは必見です。
Kaimoorワイルドライフ サンクチュアリ:ウッタルプラデシュとビハールの境界にあり、その広さは500平方kmあります。
Chandra Prabhaワイルドライフ サンクチュアリ: 1997年に創立されたChandra Prabha サンクチュアリは小規模なもので、78平方kmあります。